日本バルーン協会は1962年(昭和37年)に発足した日本ゴム風船商工会をルーツとしています。
当時、風船といえばゴム風船のことで現在のいろいろな形やメッセージ・キャラクターがプリントされたフィルムバルーンはありませんでした。ゴム風船自体の色数も少なく6色?7色でした。
売り場としては駄菓子屋さんや露天商、また、配置薬のおまけに代表される販促用に用いられていましたが、あくまでも子供向けの安価な商品としての位置づけでした。
1990年(平成2年)頃になるとアメリカからバルーンデコレーションのコンセプトが伝わってきました。
翌年の1991年(平成3年)に日本バルーン協会が発足しその後、バルーンスクールが開講されその卒業生が全国各地でバルーンデコレーションやバルーンギフトを広めることにより、徐々にですが、バルーンの素晴らしさや可能性が認められるようになり子供だけのものではなくなりました。
そしてそれから20数年後の今、当時では想像できないほどの大きな市場に成長していますが、まだまだバルーンの魅力を伝えきれていなく更に大きく成長する可能性を秘めていると思います。
日本バルーン協会はその市場を創造するとともに日本玩具協会のSTマークの遵守やバルーン業務安全管理講習会などによりバルーン産業の質の向上により安心・安全にバルーンをご提供してまいります。
今後とも日本バルーン協会にご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
一般社団法人日本バルーン協会 会長 宮尾 佳延
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