アルミ製バルーンによる地下鉄停電について
平素より一般社団法人日本バルーン協会の活動にご理解・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
2025年11月3日、札幌市営地下鉄東西線でアルミ製バルーンによる大規模停電が発生しました。
乗客の方が所持していたアルミ製バルーンが風で電線に接触し、ショートを引き起こしたとのことです。安全装置作動により約8万2000人が足止めとなり、市電でも同様の事例が確認されています。アルミ製バルーンは通電性があり、電線や設備に接触すると走行に影響が出る可能性があるため、注意が必要です。
東京メトロでも過去5年間で駅構内で24件の事例があり、地下鉄や市電の天井部に電車線がある路線では特に注意が必要です。
ヘリウムガスを充填したアルミ製バルーン製品を販売する際は、飛んでしまわないように必ずウエイト(重し)をつけてください。またお客様が屋外で持ち運ぶ際は、ウエイトを外さないようにご注意ください。
万が一の事故を防ぐため、業界全体で適切な対応と注意喚起が必要です。
報道やトラブル事例が増えているため、協会としても情報共有と安全啓発に努めてまいります。
ご協力、ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
2025年11月12日
JBA事務局