一般社団法人 日本バルーン協会

お子様からの質問

風船はどうして空に浮くの?

浮く風船の中にはヘリウムガスが入っています。ヘリウムガスは空気より軽い気体なので、上に上がる性質があります。そのため、風船自体の重さを浮かせられる量のヘリウムガスが風船内部に入っていると浮くようになります。

小さなゴム風船はなぜ大きく膨らむの?

ゴム風船の原料である天然ゴム(ラテックス)は伸びたり、縮んだりする性質があります。なのでゴム風船に空気やヘリウムガスをたくさん入れるとゴム風船は大きく膨らみます。でも入れすぎると割れてしまいます。

膨らんだゴム風船はどうして縮むの?

ゴム風船が膨らむと、ゴムが伸びてゴム同士の分子(最小の粒)の結合部分の隙間が広がります。目には見えませんが、その隙間から空気やヘリウムガスが少しずつ漏れて、ゆっくりと風船が縮んでいきます。

なぜゴム風船は丸く膨らむの?

風船に空気を入れ続けると、風船内部を空気が圧力(押そうとする力)がかかります。その時、圧力はバルーン内部で均等に高まってゴムが伸びるので、最も自然で美しい形、すなわち球形に近くなります。

四角や星型、動物の形など変わった形の風船は作れるの?

様々な形の風船が作れます。でも風船は内側から丸く膨らむ性質があるので、全体的にふっくらとします。

ゴム風船を長く置いておくとどうなるの?

輪ゴムを長く放置しておくと切れやすくなるのと同じように、ゴム風船も空気や紫外線に触れると、ゆっくりと酸化し、ボロボロに分解していきます。また、地面に置くとバクテリア、細菌類が食べて、ゆっくりと分解(生分解)していきます。

風船はどうやって膨らませたらいいの?

風船は空気を入れ過ぎると割れてしまいます。息を吹き入れて膨らませると顔面で割れてしまう場合があります。その為、エアーポンプを使用して膨らませるのをお勧めします。